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ニッポン食堂とは
「ニッポン食堂」は、単なるグルメイベントではなく、料理人・生産者・食品メーカーが協力してひと皿の料理をつくり、それを囲んで味わいながらコミュニケーションを深めることで、生活者に食をめぐるドラマやインサイドストーリーを考えてもらおうというイベントです。今回はニッポンを東西に分け、地域性や地域文化をアピールしながら地方の元気づけをはかり、日本の「食」の未来やあり方を問いかけていきます。立食ビュッフェスタイルの歓談にすることで、より多くの人たちとの懇親が深まり、五感を駆使した体験価値をとおして日本の「食」について、なにか感じていただける機会をつくることができればと考えています。
農業の持つ可能性に注目
いただきます――ふだん何気なく使っている言葉には、「生命を頂戴します」という意味が含まれています。飽食の時代、残念ながら現代人は食べ物を工業製品のように取り扱い、この感性が失われつつあります。かつての日本は身近に自然があふれていて、生命と接する機会が多くありました。水田や疎水がエコロジーとして機能しながら日本人の情緒を落ち着かせ、旬の作物や道端の花・昆虫などから季節の到来を感じとるといった風情があって人びとに元気があったのです。そういった意味で、これからの農業には経済的な側面だけではとらえられない可能性が秘められているといえます。日本の元気は地方から――地方でかんばる人たちや地域を元気にすることで日本を元気にできたらいいな、という思いも「ニッポン食堂」というタイトルに込められているのです。
有名料理人と生産者が東西対抗に集結
「ニッポン食堂」は優れた生産者や食材にスポットを当て、少しでも多くの人に紹介することが目的です。それは、次世代へと引き継がれていくサスティナブル(持続可能)な環境や社会の基本が「農業」であり「食」であると考えるからです。今回は東西ニッポンのこれぞという名産品も数多く登場します。東西の料理人と生産者がコラボレーションしてひと皿の料理をつくることで地域性や地域文化をアピールします。目・耳・鼻・口・肌の五感を駆使して味わうという体験価値をとおして、地方や地域によって違う食文化の面白さを感じてみませんか。そして「食」や「農」の未来について、考えるきっかけにしてみませんか。正しい「食」が受け継がれていかなければ、「食」の未来は望めません。

















